昭和23年に当初「民選知事に知恵を貸す会」として話が始まり、昭和24年1月に群馬大同銀行(のちの群馬銀行)東京支店にて設立総会を議長 膳桂之助氏のもと開催し、発足となりました。
その後群馬県を郷土とする人々の懇親と群馬県関係先への援助、上毛学舎に就職の手伝いなど多方面に活躍し輪を広げています。

主な草創期メンバー 正田 貞一郎 元 貴族院議員 元日清製粉(株)会長
  佐々木 四郎 元 三井不動産(株)社長 元 三井建設工業(株)社長
  大塚 浩一 元(株)資生堂 常務取締役
  土岐 章 元 沼田藩主 元 貴族院議員
  秋元 順朝 元 埼玉銀行 頭取
  横山 太喜夫 元 日本銀行 元 群馬銀行 頭取
  籠島 忠作 元(株)新進 社長
  山崎 種二 元 山種証券(株)、元 山種物産(株)等 創業
  木暮 武太夫 元 衆議院議員を7期、元 参議院議員を2期 元 運輸大臣
  膳 桂之助 元 参議院議員 元 国務大臣 元 日本団体生命保険社長
  福田 赳夫 元 衆議院議員 元 首相
  中曽根 康夫 元 衆議院議員 元 首相

現在の会員は、群馬県に縁があり首都圏で活躍されている、在京の方々と群馬県を地盤として活躍されている群馬地区の方々で構成され、 何よりも群馬県を愛し、地域産業、経済、社会、文化、教育などの発展に寄与すべく活動しております。

「上毛倶楽部 新春号理事長のご挨拶」         松沢幸一
 年が明け早や一カ月が過ぎましたが、改めて新年のご挨拶を申し上げます。昨年は早々に能登地震や飛行機衝突事故がありましたが、今年は穏やかな正月を迎えられました。何よりなことです。しかし、世界に目を向けると、1月20日トランプ氏が大統領に就任して自国第一主義に基づく大統領令を連発し、世界中の国々が身構えています。また、ウクライナでの戦争やイスラエル・パレスチナ紛争は依然平和的解決の見通しがついていません。一方、国内では久々に経済活動や雇用・賃金が上向いています。しかし、米国との関係再構築、物価高や労働力不足の克服、高齢化・年金問題など課題は依然山積しています。少数与党である石破内閣は苦しい政権運営を迫られていますが、何とかこの難局を乗り越えていって欲しいものです。
 群馬県では山本一太知事がYouTube「tsurunosu」や新年賀詞交換会で昨年の取り組み実績と新年の目標について力強いメッセージを発しています。移住希望地ランキングで全国2位・県民一人当たりの実質賃金の伸び全国1位・大型企業誘致の進展など、群馬全体に勢いがあり存在感が高まっているとのことです。また、知事は県民との直接対話など新たな取り組みも進めています。また、全国高校サッカー選手権で前橋育英が見事に2回目の優勝を飾りました(1月13日)。さらに、3月開催の春のセンバツ高校野球では昨年優勝した健大高崎が今年も出場します。若い世代の活躍は県内に明るさと活気をもたらしますので、選手とチームの皆さんには是非頑張って戴きたいと思います。
 さて、上毛倶楽部では1月8日の上毛新聞社主催の新年交換会、21日の理事・常任理事会で新年の活動をスタートしました。昨年は4月に理事長職を高橋伸二氏から引き継ぎました。長年の課題である会員増強に努め、皆様のご協力を得てこの半年で10数名の方に加入して戴きました。その結果、会員数は現時点で240名を越えました。本年はこれを継続しつつ、役員・執行部の若返り・群馬県内での活動強化にも取り組んでいきたいと考えています。そして、会員の皆様にとって本会がより魅力的な存在になるよう努める所存です。本年も引き続きご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。最後に、皆様にとって本年が健康で充実した一年になるようお祈りし、ご挨拶とさせて戴きます。